サイパンは1年のほとんどが貿易風(東の風)の影響を受けており、東は荒く、西が穏やかと2つの海面を持っています。
港は西側にしかありませんので、ボートフィッシングは西が起点となります。
トロピカルフィッシングはリーフ入り口などの浅場、一般的なトローリングチャーターはCKリーフやチャンネル北側、日航沖までぐらいで、それ以外の遠くへのポイントへは専門のチャーター船での利用となります。

サイパン島にはジギングポイントが沢山あり、これは島全体とその周辺が全てポイントと言っても過言ではありません。
島以外にも周辺には沖根が色々と点在します。 北方面のパカパカリーフ、メンデネーザー近海、アナタハン、西方向のエスメラルダバンクなど、海況さえ良ければサイパンから日帰りで行くことができ、サイパンはとても豊富なイソンボポイントを持っています。
これらポイントはルナ以外ジギングではほとんど人が入ることもなく、まさに手つかずの状態です。
観光地でとかく軽視されがちのサイパンのフィッシング、実は奥深いものがあり、それを知る一部のアングラーは熱心にサイパンの海に通っています。